こんにちは!CEOです。(coco_colour_inc)
他業種から福祉業界に転職したいんだけど、これから面接予定の施設が本当に自分に合っているのかわからないわ。
本日はこんな疑問に介護福祉士でもありサービス管理責任者になりたてでもある私CEOが
”他業種から福祉へ転職する方の注意したほうが良い点”
という視点で答えていきます。
それではいってみましょう!
その施設やめたほうが良いかものサイン3選
基本的に福祉の仕事は面白いです。
しかし何事も良いところばかりではありませんね。
正直に注意点も書いておきましょう。
これらを事前に知っておくことで、準備し対策することが出来ますよ。
新人にばかり期待するところには注意
前々回の記事でも書きましたが、福祉の施設にとって他業種にいた方は貴重な存在です。
それは間違いありません。
ただ一つ注意していただきたいのが、あまりにも新人に期待値が高い場合。
ある程度の期待は仕方ありません。あなたにはそれくらいの魅力がありますから。
しかしその施設が今も存続出来ているのは、正直言ってあなたが入る前から支えてきた人がいるからですよね。
経営陣がその”以前からいた人”をないがしろにしている場合は要注意。
何年か後にあなたも同じ扱いを受ける可能性大です。
イエスマンがいるかどうか
短期間で見抜くのは難しいかもしれません。
しかしこれも大切なことです。
ただ勘違いしないでほしいのですが、どの組織にもこういった方は一定数います。
ですから、いることは構わない。
頼りないですけどその人の生存戦略と思うしかありません。
しかしそれが立場ある上司だった場合、あなたのことを守ってくれない可能性大です。
あなたが経営陣に気に入られている間は良いですよ。
彼らは経営陣に気に入られたい一心なのであなたのことをサポートするでしょうから。
しかしひとたびあなたが経営陣から見て”目の上のタンコブ”になった場合、こういった方々は手のひらを返したように経営陣側につきます。
その時のショックと残念さと言ったらもうほんとに…
おっと誰か来たようだ。
保守的かどうか
伝統があるのは良いことです。そこの施設の特徴や強みにもなるでしょう。
しかし仕事ですから効率的にしたほうが良いところはしたいですよね。
もし今の場所が業務上、時代にそぐわない方法に固執している場合は注意が必要です。
以前の記事に書いたように方法への頑固さは百害あって一利なし。
同じ頑固でも目的への頑固とでは天と地の差です。
伸びる頑固と伸びない頑固
福祉施設を見抜くための傾向と対策
ではどうすれば良いのでしょう?
体験ボランティアだけではそこまで見抜くのは難しいかもしれません。
理想は試用期間中(だいたい3か月)に対策をすることです。
具体的な対策方法は以下に記しました。
3人以上に話を聞く
3年以上いる話の出来そうな先輩3人以上に話を聞く。
(3年以上勤めている人がいない場合は施設自体の危険度が上がります。)
なぜ3人かと言うと、1人だけだと確実に情報が偏るから。
今のあなたに必要なのは客観的な視点。構わずどんどん聞きましょう。
(なぜ中間層がいないのですか?など)
経営陣の対応を見る
あなたの視点で”以前から施設へ貢献してきた人”を見抜き、その人に対する経営陣の対応を見ておきましょう。
繰り返すようですが
”経営陣が長年勤めている人に冷たい場合”
将来あなたもそう扱われる可能性が高いです。
「私は違う」と言いたくなる気持ちもわかります。
でも今冷たく扱われている人も、そう思っていたかもしれませんよね。
なのでこれは個人の能力の問題ではないんですよ。
今はその施設の体質・文化の話をしています。
本当に大切なこと
新しく入ってきた人も、前からいる人も大切にする。
これが本当に大切です。
ほぼ未経験で入ってきてそんなに期待されても正直、重たいですしプレッシャーでしかないですよね(笑)
というか正直に言いますと、前からいる人を大切にしているところのほうが良いです。
なぜか。あなたも将来大切にされていく未来が見えるから。
せっかく転職しようとしている人(してきた人)が、一時のチヤホヤに騙されてほしくないです。(切実)
介護福祉士の体験談
今日は発育フリーではなく、私の体験談となります。楽しみにしていた方すみません(笑)
私は福祉未経験で日中の作業所に入りました。
当時20代だった私は経営陣に期待され、それは無茶な業務を任されたり泊りに駆り出されたりと忙しくしていました。
休みもほとんどなく経営陣の指示がコロコロ変わることで振り回されるストレスは常にありましたが
根本的な部分では共感していたため、なんとか続けていました。
それに、以前話したように利用者の皆さんには助けられていましたしね。
しかし現場で色々な業務を行っていくと、少しずつ改善点や経営陣のおかしな言動が見えてくるわけです。
私は思いました。(どうして今までいた職員は誰もおかしいと声を上げないのだろうか)と。
家庭を持っている人が職を失う恐怖から言えないことは、理屈としてわかります。
それでも、陰でいうだけでは何も変わりません。
意を決して経営陣に問題点を指摘するや否や、先述したような目の上のタンコブ扱いが始まりました(笑)
そして伝え方も本当に吟味し、何度も何度も粘り強くやってきたつもりです。(当社調べ)
しかし残念なことに経営陣には
”自分に反対している”とか”攻撃されている”
と受け取られ、左遷された経緯があります。
またこういった時に、思いのほか現場の方々も急に距離を置いてきました。
今なら彼らの気持ちも少しわかります。
私の存在がトラブルメーカーに映っていたんだと思います。
そりゃ関わりたくないですよね(笑)
しかし事実、当時の私としては逃げ場がなく。
利用者の皆さんや数少ないわかってくれるスタッフに守られながら、細々と業務をこなすしか選択肢がなかったのです。
”なぜ今までいた方々が経営陣に何も言わないのか”ではなく
伝えてきた人たちは私と似たような道を辿ったのだろうなと思いました。
もちろんその前に
・ご自身に問題行動があった人
・見切りをつけた人
のほうが多かったかもしれませんけどね。
話が逸れました。
でも、良いんです。そのおかげで独立し今があるので。
結果的に何の迷いもなく独立に踏み切ることが出来ました(笑)
少し暗い話になってしまいましたね。
これを読んでくれているあなたには同じような目に遭ってほしくありません。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回の記事をまとめると
ということでしたね。
どんな場所も一長一短
ここまで読んでいただいた読者の方ありがとうございます。
今日は福祉施設の注意点と対策という視点で見てきました。
体験談は暗くならないようにしたつもりですが、まだまだ全然暗いですね(笑)
思い切って書いたので、福祉業界に転職したての人・これから転職を考えている人達への参考になれば幸いです。
ぜひあなたに合った場所で、あなたの力を存分に発揮してほしいと思います。
体験談では暗い話中心でしたけど、もちろん楽しいこともたくさんありましたからね(笑)
その辺りは次回以降の発育フリーエピソードにちゃんと盛り込んでいくのでご心配なく!
今日のところは以上となります。
またお会いしましょう!
前回の記事はこちらから
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