こんにちは!CEOです。(coco_colour_inc)
本日は
友人が介護の仕事を始めたから福祉について知りてぇっす。
という人や
今は他業種だけどなんとなくこのままで良いのかわからないわ。
といった人に向けて
わたくしCEOが文才を発揮し、徒然なるままに書いていく内容でお届け。
先に結論から言います。その興味と好奇心を持ったあなたなら出来ます。
(知識としてすでに知っている方は復習のつもりで見てみて下さいね)
それではいってみましょう!
障がいの種類
このブログでは障がい者ではなく”発育フリー”という表現を使わせていただいていますが、ここではわかりやすく障がいとさせていただきます。
障がいの種類
発育フリーとは言いましても種類があります。
ここでよく書かせていただいているのは主に知的障がいの方々です。
他には主に精神障がいや身体障がいなどがあります。
障害者支援施設の種類
一言で施設といってもいくつかあります。代表的なものを挙げていきましょう。
サービス内容
細かい種類は載せていません。だいたいこんなものなんだなという気持ちで見て下さい。
通所施設
日中過ごす場所ですね。障がいの度合いや特徴で通所施設の種類や作業内容などが変わってきます。
私が勤めていた施設もこのスタイルでした。
グループホーム
基本的には夜から朝まで過ごす場所です。こちらも障がいの個性や特徴で選べる種類が変わってきます。
就労系
就労継続支援B型やA型、就労移行なんていうものもあります。
詳しく知りたい方は、詳しく書いてあるブログで確認していただくようお願いします(笑)
福祉の仕事内容
色々な情報はわかったけど、実際の仕事内容とか動きをイメージしたいのよ。
というせっかちなあなた。
ちゃんと用意していますからご安心ください。
それではみてみましょう。
ハローワークやタウンワークだけではわからないリアルな情報を、スタッフ目線で書いていきます。
生活支援員の仕事
仕事内容は様々。トイレ介助が必要な方も中にはいます。
ずっと話が止まらない人の聞き役になったり、一緒に買い物に行ったり。
だいたいの場所は車での送迎業務もあると思います。
免許がなくても入れる場所はありますが、正直言うと送迎は出来た方が現場としてありがたいです。
あなたがペーパードライバーの場合は、普通の施設なら先輩が運転を教えてくれますのでご安心を。
あと日中の仕事というと”パニックになってしまった人”を落ち着かせたり、反対に他の利用者がその人に近づいてケガをしないようにしたりですかね。
基本的には平和です。ただ皆さん発育フリーなので表現の仕方がそれぞれ違いがちってだけ。
最初は皆さんの発するエナジーと勢い(同じか)に圧倒されるかもしれません(笑)
あとは施設によって細かな違いはあれど、公園清掃やチラシ配り、DM作りなどがあるかと思います。
通所施設の1日
ここでは私が実際に勤めていた場所でのスケジュールを記憶から引っ張り出して記載していきます。
のような感じです。
無資格・未経験でも平気?
無資格でも働けるのか、実際どうやって入っていったらいいのか…気になることはたくさんあると思います。
詳しくはこちらに書いてあります。
面白すぎて腹がよじれますけど、ぜひ見てみて下さい。
福祉未経験の方が福祉に挑戦するメリット
冒頭で話した「あなたなら出来ます」ということの理由を説明します。
今後も利用者が増えていく
これからも利用者が増えていく業種です。
需要は高まる一方なので、今から準備していくあなたのアンテナはセンスが良い。
介護職はロボットに取って代わられる、なんて声もありますが私個人的に実装はまだまだ先だと思います。
対人の仕事なので
ロボットでは替えの効かない部分が絶対にある。
ということで利用者がいる限りなくなることがありません。
路頭に迷わないで済みそうね。
この記事を読んでくれているあなたは人の気持ちに寄り添えるし、きっとユーモアのセンスも良いでしょう?
そんな方を利用者の皆さんは待っています、ほんとに。
入っていきやすい
他業種から来る方の視点というのは、ずっと福祉にいる人や長らく携わってきた人からすると斬新なんです。
行き詰っている施設が多い中で新たな風、感覚。重宝されます(笑)
それに正直言って現状はどこも人手不足。
そこはやっぱり不足してるのね。
施設との相性や実際やってみて違った、なんてことも万が一あるかもしれませんけど
間違いなくあなたの登場で、場の雰囲気と利用者のモチベーションも上がることになるでしょう。
あなたと”長らく福祉に携わっている方々”との間でお互いに補い合っていければ、施設とサービスの質が上がっていきます。
福祉未経験の方が福祉に挑戦するデメリット
それではデメリットの方も見ていきましょう。
人材の入れ替わりが激しい
スタッフの入れ替わりが激しいです。
といっても理由は様々。
もちろんその施設と合わない、という理由で辞めていく人もいますが中には
・資格を取得してステップアップする人
・違う仕事へ転職する人
などもいます。
ホップステップ
最初は慣れが必要
どの職種にも言えることですが、慣れるまではしんどいと思います。
介護職は特に腰の使い方などが長く続けるコツ。
障がい福祉は利用者の出す色々な音や、こだわり行動に最初は振り回されることでしょう。
でも、一度慣れれば大したことはありません。
それが日常になりますから(笑)
早く慣れたいもんだわ。
福祉の体験談
恒例になってきましたね、体験談。
今回のはどちらかというと考えさせられる出来事です。
哲学系発育フリー
ある日、移動支援(10km歩く運動系事業)中、スタッフと参加者で住宅地を歩いているときでした。
1人の利用者から
「なぜ人は殺しあうの?」といきなり鋭めの質問が飛んでくる。
急にくる
なんで歩いている時にこんな疑問が浮かんでいるんだろうかと思いつつ、サクッと答えらえる内容ではないので考えていると横から声が。
「なんでだろうねぇ、場所や状況によっては人を傷つけたら表彰されたりするのにね。」
と他のスタッフがいじわるな助け船を出してくれます。
助けてない
この質問を投げかけた哲学系発育フリーの方は正義感が強いので、もちろんこの情報に対しても反応します。
「なんでそんなことが起きるのですか!」と。
そこで
なんでだろうね、私達もわからないよ
と大人の返答をします。だってわからないんですもん(笑)
と、スタッフがそんな返答を口にした瞬間。
「人類は愚かだ!!」
と、急にスイッチが入りました。というか叫びました。
声のボリューム1.5倍増し、住宅地です(笑)
慌てて落ち着かせて、いったんお茶を飲んで一息つきました。
お茶を飲みながら「ふぅ…。ん?」
よく考えてみると、彼の言っていることってその通りなのでは?
※いつもこのように対応しているわけではありません。この参加者の方は自分で考えて、しっかり結論を出します。
逆に言うと適当な答えはすぐに見抜くので、わからないことはわからないと言った方が良いときもあるのです。
本当、愚かですよ人間は。
絶対ダメ!と言っていたことも、社会情勢やその時いる場所での価値観で簡単に変わってしまう。
私達だって日々心のどこかで感じている(感じないようにしている)この社会への疑問や矛盾点を、彼は代弁してくれたのではないかと。
凄くまっとうなことを言っていますよね。
しかしそのあとも怒りのおさまらない当の本人は
「どうして人類はこんなにバカなんだ…」
と呆れ、悲しそうに呟いています。
わかる…わかるよ。君の言っていることはいつだって筋が通っている。
しかしその…言いづらいんだけど…
疑問を持ったあなたもまた…
僕らと同じ人類です…。。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回の記事をまとめると
ということでしたね。
近くの障害者支援施設へ
ここまで読んでいただいた読者の方ありがとうございます。
発育フリーの方は、今日もあなたを笑顔にしたのではないでしょうか(笑)
もちろん仕事なので大変なこともありますけど、こんな感じで楽しい&発見のある現場でもあります。
今回のエピソードを見て
(このスタッフ達よりはうまく答えられそうだな)と感じたあなた。
福祉向いています。
これからの福祉現場についての見解は、以下の記事でも詳しく解説しています。ぜひチェックしてみて下さい。
今日のところは以上となります。
またお会いしましょう!
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