こんにちは!CEOです。(ceo of cococolour)
本屋で見かけたこの爽やかな本。内容を知りたいわ。
内容って言っても、よくある「起業して自由に!」みたいな感じでしょ?
買おうにも、レビューや感想を見てからじゃないとね。
はい、良い感じに気になってますね。
さて、この【起業家と言う冒険】
本屋で見かけたことのある人も多いのでは?
果たして内容もカバーのように爽やかなのでしょうか。
今日はこんな疑問に答えていこうと思います。
結論から言いますと、爽やかなカバーのように読了後は晴れやかな気持ちになる作品です。
生き方について考えたり、迷っている方に特におすすめ。
それではいってみましょう!
※この記事はプロモーションを含みます。
※ネタバレを含みます。
起業家精神とは
定義
何かに依存せず自立して、社会や人のために目標を立て、リスクをとって行動する姿勢。
不安に満ちた人生を生き抜くための羅針盤のようなもの。
今を生きるすべての人にとって大切なモノのこと。※本文より
必ずしも起業することばかりじゃないのね。
起業家という冒険:作者
成田修造
1989年生まれ。変わらざるを得ない強烈な経験を10代の頃に体験し、起業を決意したとのこと。
前作に”逆張り思考”という本を出版している。
起業家という冒険:あらすじ
概要
前半では10代で父親が蒸発、母親が半身不随から受験失敗の前半、学生起業をするも失敗
しかしその動いた結果で繋がっていった大切な出会いなど作者の人生が描かれる。
第二章は具体的な独立の方法や考え方、独立の種類の説明など。
自分らしい人生を送るために、コンフォートゾーン(居心地の良い環境)を抜け出そうというメッセージが語られます。
居心地の良いところに成長はない。
起業家という冒険:3つの見どころ
ここでは、本作を読んで得た3つの見どころを解説していこうと思います。
兄からの言葉
本36冊のリスト
「自分の力で生きていかなくてはならない」
と自覚した作者の高校時代、本を読むことで
社会への解像度を高くすることを目指します。
面白い表現ね。
その際にいわゆる
“普通の人”
とは違う視点や生き方を10代の頃からしていた兄、悠輔にアドバイスを求めます。
そこで兄が教えてくれた本がなんと36冊にも及ぶ本。
そのジャンルの幅は数学から宗教まで多岐にわたります。
作者はこの経験から、”思考の幅が広がった”と話している。
いきなりレベル高いことしてない?
”IT×ファイナンス×起業家精神
一般的にビジネスマンの必須スキルとして上げられるのは
[IT・ファイナンス・英語]
です。
しかし、作者のお兄さんは作者へこう告げるのです。
「これからの時代はIT・ファイナンス・起業家精神だ」
と。
先の読める男…きらいじゃない。
とは言っても英語も大切。こちらから見れます。
やりたいこととお金の交差点を探せ
「やりたいことをやれ」
というアドバイスではないところに、お兄さんの考え方が垣間見れるような気がします。
確かにやりたいことをやること(まずそれを見つけること)は非常に大切。
しかし一方で
実際にやりたいことだけやっていてもお金を稼ぐ必要はありますからね。
理想だけではダメだし、理想がなくてもダメということを学ぶ言葉。
時としてシビアだぜ。
5つの起業戦略
【ゼロから会社を作るのは夢のあることですが、多くの人が出来ることではありません】
という言葉から始まる章があります。
”会社や組織に依存せず、自立して目標を持ち、リスクをとって行動していく
という観点で考えれば
副業や独立、転職なども十分起業家精神をともなう行動”
と思うのです。※本文より
ふけぇ。
この文章から、起業家精神とは
自発的に動き、能動的に人生を切り開いていく力
とも言えるのではないでしょうか。
以下、本書より抜粋した5つの起業戦略です。
戦略って言葉はいつだって心をくすぐるのさ。
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副業
自分の働き方を変えようと思った時、最も手軽に出来るのが副業。
この働き方のメリットは収入増はもちろん他にも
- スキルアップ
- 経験を得られる
- 楽しい
といった点も、副業アンケートから得られた結果とのこと。
楽しくなきゃ続かない。
独立
独立(フリーランス)は自分の働き方・働く場所をある程度コントロールできる生き方。
フリーランスとして生きていくのであれば、何かしらの強みが必要であることも語られる。
もしやりたいことに対して実力がともなっていないと思うのなら
まずは会社員として経験を積むことが大切なステップであるとのこと。
独立についてはこちらの記事にも詳しく書いております。
社内起業
会社内で、現状自社で展開していない新規事業を立ち上げるという意味。
- メリットとして失敗しても収入にダメージがない
- デメリットとしては、成功しても給料は変わらない
ことなどがある。
金銭的にはローリスク・ローリターンである分、事業が立ち上がった後の自由度は低くなりがち。
しかしそういったデメリットを差し引いてもリスクがほぼない中で事業に成功すれば
「事業をゼロから立ち上げる」
という一生ものの経験が出来ることも事実であるとのこと。
その経験、あなただけのものよ。
転職
作者は具体的にスタートアップ企業・ベンチャー企業への転職を勧めています。
※スタートアップ企業…社会にイノベーション(新しい切り口・新しい捉え方)を起こして、起業から短期間で急激な成長を目指す企業のこと
※ベンチャー企業…アドベンチャー(冒険)からの造語。スタートアップ企業に比べるとより緩やかに成長し、持続性を重視しながら事業展開することを想定している企業
理由として、そういった企業は組織や働く人に”情熱”があることが挙げられている。
こういった規模の会社では、ビジネスを成長させるという目標に向けて
チームのメンバー同士がアイデアを出しあい、切磋琢磨する環境があり
前向きな空気に満ちていることが理由。
暑苦しそうとか言わないの。
転職についての記事もありますよ。
スタートアップ起業
上記4つと比べても1番難易度が上がるのが、このスタートアップ会社を起業するという選択肢です。
スタートアップは5年で10憶、10年で100億円などの具体的に高い売り上げ目標を設定し
逆算的に急速な成長を目指すとのこと。
スタートアップの最上級として国内ではソフトバンクや楽天、LINE、メルカリなど。
海外ではイーロン・マスク氏のテスラ・フェイスブック(現メタ)・マイクロソフトなどが挙げられます。
様々なスタートアップ企業のCEOに人生の意味を聞き1冊にまとめた”サードドア”についてはこちらから
イーロン…、あれ以来ね。元気かしら。
ケイトさんの人脈がこわい…。
自分の人生は自分でマネジメントする
人生に対しての目標設定の大切さ、また目標を設定するだけではなく実際に行動することの必要性を訴えています。
行動しないまま目標を頻繁に変えることの危険性についても言及していて
個人的には首がもげるほど頷きました。
もげなくてよかったよ。
14歳のときに教えてほしかった起業家と言う冒険:感想
”挑戦しない理由はない”、”ローリスクこそハイリスク”
など本書には名言が多数あります。
独立と一言に言っても
起業だけが唯一の方法ではない
ことなど、本作後半では作者の経験からくる
【自立するために必要な現実的方法】
も記されていることが他の本との差別化になっていると感じました。
小学生の頃にこんな読書感想文を書いたことを思い出したわ。
14歳のときに教えてほしかった起業家と言う冒険:まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の記事をまとめると
ということでしたね。
帯に
”あえてレールから外れる者こそ勝てる”
とあるように、わたしも所謂社会のレールを外れた者の一人です。
この言葉に目を奪われ購入に踏み切りました。
実際にレールを外れるとき勇気がいることはわかります。
大多数と違う道を行くことには恐怖がつきまといますし、人間には防衛本能がある。
そのことから周りからは見えない部分での葛藤があり
同時に自分の考え方/マインドセットを変えていく行程があるからです。
しかしそこで少しの勇気と、第一回目の記事に書いたように収入の不安さえなくなれば
レールの横にはたくさんの土地があり、そっちの方がレールより広いです。
レールを敷いている土地は、レール以外の面積の方が広い。
この事実は何回でも言えますね。
別にあなたに今、熱い思いがなくても大丈夫。
冷静に独立している方だってたくさんいらっしゃいます。
ただ、どんな形態であれ独立した皆さんに共通していることがありまして。
それは【その方たちの話は、聞いていて熱くなってしまう】ことです。
燃えたぎっているわ。
何かを始める人というのは個々に表現の違いこそあれど、やはり
【人の心に灯をともすような物を持っている】
あるいは何かを0から始める過程で、そういったものが出来上がってきたのかもしれません。
わたしなんて話し始めたらもうそこが独演会の会場ですよ。
今後は”聞く力”を増やしていかないと周りから人が離れていく気さえします。
わかってたのね。
でもね、皆さん忘れがちですけど人生は一回きりなんです。
だから別に失敗を恐れてたって良いし、逆に
「どうせ誰も失敗を避けて通れないなら」
と自分から風を受けに行ったって良いんです。
だって何が起きたっておもしろ話の引き出しにすれば良いじゃないですか(笑)
かっこいいよあにき
そう、自分の冒険や失敗をおもしろおかしく語れる人って
わたしから見たらすごく格好いいです。
そんな人間に私は将来なる!と個人的には割り切って(振り切って)
顔面に風を受けながら進んでいます(笑)
購入はこちらから。一緒に学んで豊かになりましょう。
本日は以上です。
またお会いしましょう!
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