【レビュー】14歳のときに教えてほしかった起業家という冒険【感想】

レビュー
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こんにちは!CEOです。(coco_colour_inc)

 

フレデリカ
フレデリカ

本屋で見かけたこの爽やかな本。内容を知りたいわ。

 

今日はこんな疑問に答えていこうと思います。

この記事でわかること
  • 本の内容
  • 3つの見どころ
  • 実際の体験談

結論から言いますと、爽やかなカバーのように読了後は晴れやかな気持ちになる作品。

生き方について考えたり、迷っている方に特におすすめです。

それではいってみましょう!

※この記事はプロモーションを含みます。

※ネタバレを含みます。

この記事を書いた人
CEO

✔現役介護福祉士&サービス管理責任者

✔オーストラリアに暮らしていた経験を活かし、日本で”話せるようになる”英語学習の情報を発信中

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起業家精神とは

定義

何かに依存せず自立して、社会や人のために目標を立て、リスクをとって行動する姿勢。

不安に満ちた人生を生き抜くための羅針盤のようなもの。

今を生きるすべての人にとって大切なモノのこと。※本文より抜粋

作者

成田修造

1989年生まれ。変わらざるを得ない強烈な経験を10代の頃に体験し、起業を決意したとのこと。

前作に”逆張り思考”という本を出版している。

あらすじ

概要

前半では10代で父親が蒸発、母親が半身不随から受験失敗の前半、学生起業をするも失敗、しかしその動いた結果で繋がっていった大切な出会いなど作者の人生が描かれる。

第二章は具体的な独立の方法や考え方、独立の種類の説明など。

自分らしい人生を送るために、コンフォートゾーン(居心地の良い環境)を抜け出そうというメッセージが語られます

 

ジョーイ
ジョーイ

居心地の良いところに成長はない。

3つの見どころ

ここでは、本作を読んで得た3つ見どころを解説していこうと思います。

兄からの言葉

本36冊のリスト

「自分の力で生きていかなくてはならない」と自覚した作者の高校時代、本を読むことで社会への解像度を高くすることを目指します。

その際に、いわゆる”普通の人”とは違う視点や生き方を10代の頃からしていた兄悠輔にアドバイスを求めます。

そこで兄が教えてくれた本がなんと36冊にも及ぶ本。

そのジャンルの幅は数学から宗教まで多岐にわたります。

作者はこの経験から、”思考の幅が広がった”と話している。

 

パルメザン
パルメザン

いきなりレベル高いことしてない?

”IT×ファイナンス×起業家精神

一般的にビジネスマンの必須スキルとして上げられるのは[IT・ファイナンス・英語]ですが、作者のお兄さんは作者へこう告げるのです。

「これからの時代はIT・ファイナンス・起業家精神だ」と。

やりたいこととお金の交差点を探せ

「やりたいことをやれ」というアドバイスではないところに、お兄さんの考え方が垣間見れるような気がします。

確かにやりたいことをやること(まずそれを見つけること)は非常に大切になってくると思います。

しかし一方でこのアドバイスは抽象的な面も否めません。

実際にやりたいことだけやっていてもお金を稼ぐ必要はありますからね。

理想だけではダメだし、理想がなくてもダメということを学ぶ言葉。

 

ボブ
ボブ

時としてシビアだぜ。

5つの起業戦略

ゼロから会社を作るのは夢のあることですが、多くの人が出来ることではありません、という言葉から始まる章があります。

会社や組織に依存せず、自立して目標を持ち、リスクをとって行動していく、という観点で考えれば

副業や独立、転職なども十分起業家精神をともなう行動だと思うのです”※本文より

以下、5つの起業戦略です。

副業

自分の働き方を変えようと思った時、最も手軽に出来るのが副業。

この働き方のメリットは収入増はもちろん他にもスキルアップ・経験を得られる・楽しい

といった点も、副業アンケートから得られた結果とのこと。

 

青子
青子

楽しくなきゃ続かない。

独立

独立(フリーランス)は自分の働き方・働く場所をある程度コントロールできる生き方。

フリーランスとして生きていくのであれば、何かしらの強みが必要であることも語られる。

もしやりたいことに対して実力がともなっていないと思うのなら、まずは会社員として経験を積むことが大切なステップであるとのこと。

独立についてはこちらの記事にも詳しく書いております。

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社内起業

会社内で、現状自社で展開していない新規事業を立ち上げるという意味。

メリットとしては失敗しても収入にダメージがないこと、デメリットは成功しても給料は変わらないことなどがある。

金銭的にはローリスク・ローリターンである分、事業が立ち上がった後の自由度は低くなりがち。

しかしそういったデメリットを差し引いてもリスクがほぼない中で事業に成功すれば

「事業をゼロから立ち上げる」

という一生ものの経験が出来ることも事実であるとのこと。

 

ケイト
ケイト

その経験、あなただけのものよ。

転職

作者は具体的にスタートアップ企業・ベンチャー企業への転職を勧めています。

※スタートアップ企業…社会にイノベーション(新しい切り口・新しい捉え方)を起こして、起業から短期間で急激な成長を目指す企業のこと

※ベンチャー企業…アドベンチャー(冒険)からの造語。スタートアップ企業に比べるとより緩やかに成長し、持続性を重視しながら事業展開することを想定している企業

理由として、そういった企業は組織や働く人に”情熱”があることが挙げられている。

こういった規模の会社では、ビジネスを成長させるという目標に向けて、チームのメンバー同士がアイデアを出しあい、切磋琢磨する環境があり、前向きな空気に満ちていることが理由。

スタートアップ起業

上記4つと比べても1番難易度が上がるのが、このスタートアップ会社を起業するという選択肢です。

スタートアップは5年で10憶、10年で100億円などの具体的に高い売り上げ目標を設定し、逆算的に急速な成長を目指すとのこと。

スタートアップの最上級として国内ではソフトバンクや楽天、LINE、メルカリなど。

海外ではイーロン・マスク氏のテスラ・フェイスブック(現メタ)・マイクロソフトなどが挙げられます。

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自分の人生は自分でマネジメントする

人生に対しての目標設定の大切さ、また目標を設定するだけではなく実際に行動することの必要性を訴えています。

行動しないまま目標を頻繁に変えることの危険性についても言及していて、私個人的には首がもげるほど頷きました。

14歳のときに教えてほしかった起業家と言う冒険:感想

挑戦しない理由はない”、”ローリスクこそハイリスク”など名言が多数あります。

独立と一言に言っても起業だけが唯一の方法ではないことなど、本作後半では作者の経験からくる

【自立するために必要な現実的方法】も記されています。

14歳のときに教えてほしかった起業家と言う冒険:まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回の記事をまとめると

本日のまとめ
  • あなたの強みとお金の交差点で勝負できる
  • 独立だけが起業ではない
  • 一般的なレールは外れていい

ということでしたね。

帯に”あえてレールから外れる者こそ勝てる”とあるように、私もレールを外れた者の一人です。

この言葉に目を奪われ購入に踏み切りました。

実際にレールを外れるとき勇気がいることはわかります。

大多数と違う道を行くことには恐怖がつきまといますし、人間には防衛本能がある。

そのことから周りからは見えない部分での葛藤があり、同時に自分の考え方/マインドセットを変えていく行程があるからです。

しかしそこで少しの勇気と、第一回目の記事に書いたように収入の不安さえなくなれば、レールの横にはたくさんの道があります。

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レールを敷いている土地は、実はレール以外の面積の方が広いのです。

別に思いは熱くなくても大丈夫、冷静に独立している方だってたくさんいらっしゃいます。

ただ、どんな形態であれ独立した皆さんに共通していることがありまして。

それは【その方たちの話は、聞いていて熱くなってしまう】ことです。

 

ジェニー
ジェニー

燃えたぎっているわ。

何かを始める人というのは個々に表現の違いこそあれど、やはり人の心に灯をともすような物を持っている

あるいは何かを0から始める過程で、そういったものが出来上がってきたのかもしれません。

私なんて話し始めたらもうそこが独演会の会場ですよ。

今後は”聞く力”を増やしていかないと周りから人が離れていく気さえします。

人生は一回きり。

失敗だって面白話の引き出しにすれば良い、と個人的には割り切って(振り切って)顔面に風を受けながら進んでいます。

購入はこちらから。一緒に学んで豊かになりましょう。

本日は以上です。


またお会いしましょう

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