こんにちは!CEOです。(ceo of cococolour)
レオ様の最新作、上映時間が長いって聞いたけどどんな感じなの?
本日はこんな疑問に答えていこうと思います。
2023年10月20日に世界同時公開された映画
”キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン”
いったいどんな内容の映画なのでしょうか?
※ネタバレを含みます。
※この記事はプロモーションを含みます。
画像提供 Apple マーティン・スコセッシ監督とレオナルド・ディカプリオがタッグを組んだ映画です。 私は個人的にこの二人が組んだ映画”ディパーテッド”( The Departed 2006年)が大好きなので、今回も鑑賞しに行きました。 内容を話していこうと思います。 ここからはネタバレも含みますので、まだ鑑賞していない方は自己責任でお願いいたします。 内容はとにかく陰鬱な気分になるアメリカの先住民族と彼らを統治する白人についての話。 オセージ族というネイティブアメリカンの一族が石油を見つけたことから、その財産を狙う白人達との関係が始まります。 重いけど、大事なテーマ。 3時間26分あります。 長いです(笑) しかも配給会社の意向で休憩時間なし。 RRRでは休憩時間のある映画館でも、今回は無しです。 必ず、絞り出してから座席につくようお願いいたします。 絞り出すとは。 さてここからはどんな俳優が出演しているのかについて記述します。 主演を務めるレオナルド・ディカプリオ。 今回の役でもディパーテッドのビリー・コスティガンのように少しずつ精神的に追い込まれていく様子が伝わってきます。 共演のロバート・デ・ニーロ。 通称キング。 自分の手を汚さず、裏で次々とネイティブアメリカンの殺害を指示している人物。 マット・デイモンそっくりでお馴染みのジェシー・ロン・プレモンス。 この捜査官の役は当時ディカプリオがやる予定だったとのこと。 しかし脚本を進めていくうちに、主人公が白人捜査官の視点で進む物語にしてしまうと 伝えたいメッセージや内容とのズレが出てくるとのことから、配役と台本を変えたというから凄い。 主演女優のリリー・グラッドストーンは実際に父親がネイティブアメリカンの家系であるルーツをお持ちの女優です。 どこか神秘的でエキゾチックな雰囲気がします。 あたしに似た雰囲気を感じるわ。 先ほども述べたように、内容は暗く映像もグロテスクな部分が出てきます。 デートには向かないですし、そもそも休憩なしで3時間半という上映時間ですから 本当に映画が好きではないと苦痛に感じること間違いなし。 ですが、白人である監督がここまで白人の歴史をえげつない程に描いていることや ベテラン役者たちの迫真の演技には釘付けでした。 自分の無知さ、さらには今の日本の平和を改めて知ることにもなります。 見終わったあとは世界が少し違って見えたりするところも、この監督が作り出す作品の凄いところです。 好き嫌いが分かれるところから、☆4です。 グロシーンもあるからな。 ちなみに今年の夏帰国した友人(白人)夫婦もアメリカでちょうど観に行ったとのこと。 感想を尋ねると “It was pretty good”(結構良かったよ!) と。 あれだけ白人が敵役として描かれているのにそう言い切れるのは、単純に凄いなと感じました(笑) キラーズ・オブ・ザ・フラワームーンとは
レオナルド・ディカプリオ主演映画
キラーズ・オブ・ザ・フラワームーンの内容
アメリカの隠したい歴史
上映時間
キラーズオブザフラワームーンのキャスト
レオナルド・ディカプリオ
ロバート・デ・ニーロ
ジェシー・ロン・プレモンス
リリー・グラッドストーン
キラーズオブザフラワームーン:レビュー
Huluの効果
冒頭でも述べましたが、ここでは筆者が5年間続けている英語学習の効果についてお話しします。
自分でも驚いたのですが
フレンズとビッグバンセオリーという全く違うジャンルのドラマをHuluで毎日2時間見ていた効果として、
映画内で話されている言葉も少しずつ聞き取れるようになりました。
ほー。
インプット学習の効果
具体的には、毎日言語学習を続けていることで耳がその言語のリズムに慣れてきたからと言えるでしょう。
劇中で”Not that I know of”(俺の知る限りでは)というフレーズが出てきます。
わたしはこの表現をHuluで見たフレンズで知りました。
それも結構前に見たものですが意外と覚えていたのです。
この嬉しさから、また毎日の学習へのモチベーションが上がったことは言うまでもありません。
Huluについての記事はこちらを参照してみて下さいね。
内容が違っても関係ないんだね。
キラーズオブザフラワームーンに似たわたしの経験
わたしの経験を一つ話します。
実際にネイティブアメリカンの方にお会いしたことはありません。
しかしアメリカの歴史と同様、オーストラリアでも
先住民族と白人の関係性
というのは根深い問題でした。
どちらも侵略の歴史があるもんね。
バイロンベイのおじいさん
オーストラリアにいたころの話です。
ニューサウスウェールズ州に滞在中、1か月ほど滞在した白人農家のおじいさんがいました。
彼は自分の先祖が先住民(オーストラリアはアボリジニ)を虐殺してきたことを非常に悔やんでいたのです。
普段は無口な彼が、ふとお酒に酔っぱらったとき言った言葉を忘れることが出来ません。
彼はこう言いました。
「俺はこの身体に流れる自分の血が憎い」
と。
彼は
自分が白人であること、つまりは迫害をする側・侵略者の子孫であること
に苦しんでいました。
詳しくはこちらから
国は違えど
先住民族を駆逐し、その後に自分たち白人の文化や言葉で彼らを排除していくやり方
はオーストラリアとて同じ。
オーストラリアでは対象がアボリジニで、アメリカではネイティブアメリカンだったというだけで
侵略側の野蛮なやり方は変わりません。
そういった事実を知った10代の頃から彼は、自分のアイデンティティで常に葛藤していると話していました。
50年も。。
そう、すでに60歳を過ぎていてもです。
そういう考えを持った白人もいるのだな、と考えさせられたことを思い出します。
事実、彼は
西洋の虐殺と乗っ取りの歴史、彼らの野蛮なやり方に嫌気がさした結果として
アジアの和の考えや陰陽にたどり着き、毎朝の瞑想を欠かしませんでした。
そして彼自身はタイ人の女性と結婚しています。
白人すべてが残虐なわけではない。
そのことを身をもって感じた出会いでした。
貴重な経験をさせてもらったのね。
【ディカプリオ】キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン 【レビュー】:まとめ
いかがだったでしょうか。
今回の記事をまとめると
ということでしたね。
この映画暗い内容ではありますが、見る価値は絶対にあります。
個人的には、タイタニック時の王子様感が一切なくなった今のおじさまディカプリオのかっこよさが半端なかったなぁと。
散々語った後にミーハーな感想です。
原作もあるようなので読んでみてはいかがでしょうか。
もちろん私も読んでみます。
英語力0だった筆者が、どうして映画内で話されている内容を聞き取れるようになったのか。
気になる方はこちらの記事をご覧くださいね。
今日のところは以上となります。
またお会いしましょう!
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